3月25日に中山競馬場で行われる
日経賞(4歳上・GII・芝2500m)。スタミナ自慢が集まる注目の伝統重賞に
ライラック(牝4、美浦・
相沢郁厩舎)が
M.デムーロ騎手とのコンビで出走を予定する。
ライラックは父
オルフェーヴル、
母ヴィーヴァブーケ、母の
父キングカメハメハという血統。半兄に2019年の
札幌2歳S覇者
ブラックホールがいる。祖
母ブルーリッジリバーは2002年の
桜花賞で2着。
2021年10月東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、勝ち上がり。3戦目の22年
フェアリーSで重賞初制覇を果たした。同レースの2着馬は後の二冠馬
スターズオンアース。
牝馬三冠路線の
桜花賞、
オークスにも出走を果たし、9月の
紫苑Sは3着に。前走の
エリザベス女王杯では、単勝12番人気の評価ながら2着に好走した。通算成績は8戦2勝。
エリザベス女王杯は重馬場で行われており、騎乗した
M.デムーロ騎手はレース後「今回のような柔らかい馬場の方が良かったです」とコメント。
今回斤量は唯一の54キロで
タイトルホルダーとは5キロ、
アスクビクターモアとは4キロ差がある。雨が降る場合に、一層軽視出来ない存在となるだろう。