３月のドバイターフで落馬負傷し、休養中だったクリストフ・ルメール騎手（４４）＝栗東・フリー＝が１日、栗東トレセンで調教騎乗を再開。イクスプロージョン（６歳オープン）など２頭にまたがりケイコをつけた。

　調教後に取材に応じたルメールは、「体は大丈夫です。手術したけど、リカバリーが早かった。大変な１カ月でした。落馬したときにメンタルのショックがあったけど、だんだんモチベーションも戻ってきた」と笑顔。「まだちょっと痛みはあるけど、僕の体の動きは良かったので安心しています。体は忘れてなかったね」と久々の馬上での感触を確かめ安堵（あんど）した様子だった。

　ルメールは今週の５日の東京で実戦復帰予定。ＮＨＫマイルＣでは桜花賞２着のアスコリピチェーノとコンビを組むことが同馬が所属するサンデーサラブレッドクラブのホームページで１日、発表された。同馬に騎乗するのは昨年６月の新馬戦以来、４戦ぶりとなる。

提供：デイリースポーツ