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令和でも更新は難しい!? 「昭和の日」に現存する“昭和のレコード”を紹介

  • 2024年04月29日(月) 10時17分
 4月29日は昭和の日である。06年までは「みどりの日」とされていたが、07年施行の改正祝日法により現在の名前となった。内閣府によると「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という日ある。そこで古き良き時代の競馬を懐かしみつつ、昭和に記録されたJRAのレコードを紹介したい。

 最も古いものは中山ダ2400m。83年(昭和58年)1月6日の中山10R・成田特別(1着ピーチシャダイ)の2分28秒8である。86年以降の同コースの最速は21年松戸特別(1着ホウオウエーデル)の2分31秒2なので、その差は2秒4。それだけに不滅のレコードといえるかもしれない。

 その次に古いものは中山ダ1800mで、実は中山ダ2400mと同じ83年1月6日に記録されている。中山11R・初春賞(1着キヨヒダカ)の1分48秒5。86年以降の同コースの最速は22年3歳上1勝クラス(プリーチトヤーン)の1分49秒2だから、下級条件戦であるにもかかわらず、0秒7差まで迫っている。当時とは馬場の作り方が変わっているので更新は簡単ではないが、超高速馬場で上級戦が行われれば可能性がありそうだ。

 芝で最も古いのは函館芝2000m。88年(昭和63年)8月21日の函館11R・函館記念(1着サッカーボーイ)の1分57秒8である。これは芝2000mではJRA史上初となる1分57秒台の時計だった。ちなみに同コースで2番目に速い勝ち時計は、10年函館記念(1着マイネルスターリー)の1分58秒5だから、サッカーボーイより0秒7も遅い。どんどん高速化しているJRAの馬場だが、このレコードは当分破られることはなさそうだ。

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