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【天皇賞・春 展望】昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ、淀で底力を発揮 テーオーロイヤルも充実

スポニチ
  • 2024年04月21日(日) 19時05分
 G1天皇賞・春は28日、京都芝3200メートルで争われる。昨年の菊花賞ドゥレッツァ金鯱賞で始動。勝ったプログノーシスに5馬身差をつけられたものの2着を確保し、上々の滑り出しとなった。本番とコース形態に大きな違いがある左回りの2000メートルを選択したのは、そこから中6週の間隔を考慮したもので、ゆとりのあるローテで狙いを定めている。前走後はいったん放牧を挟んで9日に美浦に帰厩し、10日に栗東に移動。17日、CWコースの1週前追い切りはしまいまで、しっかり動いた。上昇カーブを描きながら本番へ。再度、京都でG1獲りにチャレンジする。

 一昨年3着馬テーオーロイヤルはその後、骨折で休養を強いられ、昨秋に復帰。ここ2走でダイヤモンドS阪神大賞典を連勝と息を吹き返した。長丁場の適性がズバ抜けている。昨年のダービー馬タスティエーラ有馬記念6着、大阪杯11着とここ2走が思ったほど動けなかった。昨年、菊花賞が2着で距離は延びてもOK。叩き2走目で巻き返しを図る。53年レダ以来、71年ぶり2頭目の牝馬Vが懸かるサリエラや地力強化が著しいワープスピードも楽しみな存在だ。

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