◆第73回安田記念・G1(6月4日、東京・芝1600メートル)＝5月29日、栗東トレセン

　ソウルラッシュ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は、トレセン全休日のこの日、厩舎で英気を養った。担当の橋口助手は「順調に来ています。体重は前走と同じくらいですが、輸送で少し絞れそう」と予定通りの調整に満足げ。

　昨年の安田記念では進路がなく、13着だった。それゆえ、今年に賭ける気持ちは強い。昨年は一度放牧を挟んだが、今回は在厩しての調整もその表れ。「先週の追い切りもよく見えたし、状態はいいです。昨年は運がなかったけど、スムーズなら確実に走ってくれる」と同助手は期待を込めた。ここ3戦は〈2〉〈4〉〈3〉着で、勝ち馬と差のない惜敗が続くが、経験を積んだ今年は好結果が期待できる。

スポーツ報知