4月に入る今週末は、開催が「中山・阪神」の2場となります。
重賞は、土曜日に
ダービー卿チャレンジT(GIII・中山・芝1600m)、日曜日に古馬芝中距離の頂上決定戦・
大阪杯(GI・阪神・芝2000m)が行われます。
毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。今週はGI・
大阪杯をピックアップ。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、絶好の狙い馬を探します。
月曜日現在、登録馬は18頭。昨年は8番人気だった
ポタジェの勝利で荒れたレースになりましたが、今年はどのような結末になるのでしょうか。
現在人気上位になりそうなところとしては、まずは
スターズオンアース(牝4・美浦・高橋瑞厩舎)が挙げられるでしょう。昨年の牝馬3冠のうち
桜花賞と
オークスを制覇。
秋華賞は3着でしたが、今回も鞍上には
C.ルメール騎手を予定しており人気となりそうです。
対するは、同じく牝馬の
ジェラルディーナ(牝5・栗東・斉藤崇厩舎)。昨年秋は
オールカマーと
エリザベス女王杯を連勝。前走
有馬記念でも
イクイノックスからの3着と、牝馬トップクラスの成績を持つ馬です。
さらには、昨年の
大阪杯4着馬で、前走の
中山記念1着と勢いに乗る
ヒシイグアス(牡7・美浦・堀厩舎)、昨年の
大阪杯で逃げて5着と健闘した
ジャックドール(牡5・栗東・藤岡厩舎)も参戦。その他、
日経新春杯を勝利した
ヴェルトライゼンデ(牡6・栗東・池江厩舎)、前走からの巻き返しを狙う
ダノンザキッド(牡5・栗東・安田隆厩舎)、
金鯱賞1着の
プログノーシス(牡5・栗東・中内田厩舎)など、どれが上位人気になっても不思議ではない多彩なメンバーが揃いました。
【出遅れなければ期待大】
予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。
月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、
スターズオンアースでした。
netkeibaの予想オッズでは、月曜日現在で1番人気。今回は5か月半の休養明けとなりますが、やはり中心的存在ということなのでしょうか。
同馬は父
ドゥラメンテ・
母サザンスターズ(母
父Smart Strike)という血統。成績はこれまで8戦3勝[3-3-2-0]、まだ馬券圏内を外したことのない安定感ある成績です。
同馬のデビューは21年の2歳新馬戦(新潟・芝1800m)。
石橋脩騎手の騎乗で、2番人気2着でした。
初勝利は2戦目の2歳未勝利戦(東京・芝1800m)を1番人気で1着。その後は、
赤松賞(1勝クラス・東京・芝1600m)3着、
フェアリーS(GIII・中山・芝1600m)2着、
クイーンC(GIII・東京・芝1600m)2着と好走。そして7番人気で迎えたGI
桜花賞では川田騎手を背に、直線不利もありながら鋭い決め脚で1着。初重賞をGIタイトルで飾りました。
牝馬2冠目の
オークスでは、鞍上が
C.ルメール騎手に変わり、ここでは3番人気で1着。そして、牝馬3冠のかかった
秋華賞では1番人気ながら出遅れが響いての3着となりました。
年明けは今回の
大阪杯が初戦。前走の
秋華賞と同じ舞台となりますが、出遅れさえなければ今回は期待できるはずです。
あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定した後のAI
ジャッジがどうなるのか…。レース直前のAI予想最終判断もお楽しみに!
(netkeiba編集部)