「
プリンシパルS」(4日、東京)
最後は手綱を押さえる余裕-。“マジックマン”モレイラに導かれた1番人気
ダノンエアズロックが馬場の真ん中を突き抜け、ダービーへの最終切符を手に入れた。
新馬、アイビーSを連勝して王道路線に乗るも、3歳初戦の
弥生賞ディープ記念は7着に敗退。レース後には右後肢に骨折が見つかった。幸い症状は軽く、2カ月で戦列に復帰。土壇場で最終
トライアルに間に合った。
昨秋以来、2度目のコンビとなったモレイラは「スタート、ゲートの中と、精神面に成長を感じた。レース内容も良く、この後さらに良くなる」と成長ぶり、秘める能力を絶賛する。「まだフルポテンシャルを発揮していない。きょうのレースぶりだと、2000メートルよりも2400メートルでさらに能力が出せると思う」と距離適性にも太鼓判。全能力は3週間後、世代の頂上決戦でぶつける。
提供:デイリースポーツ