1番人気に応え快勝したメイケイエール(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、サマースプリントシリーズ最終戦のセントウルSを取りあげます。単勝1番人気が10年連続で連対を果たしている堅調な一戦で、はたして、どんなアプローチで大きなリターンを手中に収めたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“厩舎の勝負所を探る戦略馬券師”ランス氏です。
今回、「勝負気配濃厚」と本命に推したのが単勝1.7倍のメイケイエールでした。春に重賞を2勝した実績馬ですが、「調教の動きもダイナミックで、春からさらに成長した印象」と強調します。さらに、「池添騎手もソングラインではなく、こちらに騎乗」することを根拠に、頭固定を推奨したのです。
そして馬券は、メイケイエールを1着に据えた3連単24点にまとめます。しかも、3番手評価のファストフォースと4番手評価のサンライズオネストがしっかりと好走し、3連単139.8倍を900円的中。圧倒的な1番人気馬からの馬券ながら、12万円超の払戻金獲得に成功しました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“南関競馬のレジェンド場立ち”吉冨隆安氏です。
自ら開発した実走着差指数のトップはメイケイエールでしたが、「高松宮記念での実走はそこまで差がなかった」と6番人気2着のファストフォースを本命に推します。そして、「当時の斤量差2キロがここでは1キロに詰まるし、開幕週の馬場で外目から揉まれず先行できれば抑え込むことがあってもいい」と期待したのです。
相手本線にはメイケイエールを据えると、逆転こそ叶いませんでしたが、まずは馬連16.1倍を5,000円と厚く的中。重ねて、◎○2頭軸の3連単フォーメンション139.8倍を900円的中させ、15万円超の払い戻しとなったのです。
予想結果は
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